「この頃よく顔がほてるのだけど、どうしてかな?」
「顔がほてるのが悩みの種。赤くなったりして恥ずかしい…」
こんな悩みをお持ちではないでしょうか。
『顔のほてり』には、下記のような5つの原因が考えられます。
この記事では、「顔のほてり」の原因と症状を解説した上で、出先などで顔がほてって困ったときに効果的な3つの対処法を伝授します。
ただ、ほてりの原因が更年期によるホルモンバランスの乱れだった場合、加齢による女性ホルモン(エストロゲン)の減少は避けられないため、一時的な対処をするだけでは、根本的な解決につながりません。
後半では、更年期の「顔のほてり」に有効な「エクオール」についても詳しく解説しますので、お悩みの方は、ぜひ最後まで目を通して頂けたらと思います。
この記事を読めば、あなたの「顔のほてり」の原因が把握でき、予防や対策を今日から行うことができます。
気になる「顔のほてり」について、理解を深めていきましょう。
目次
【原因別】「顔のほてり」の5パターン
「顔がほてる」という症状は、一般的に顔が熱く感じるという状態を指します。
気温が特別高いわけではなく、なぜか顔だけ熱さを感じ、触ってみても実際顔の温度が上がっている症状です。
どうしてこのようなことが起きてしまうのか?
1章では、顔のほてりとして考えられる5つの原因を、症状と合わせて解説します。
先に、顔がほてっていても大丈夫なのかどうか…とにかく心配を解消したいという方は、ここを飛ばして2章「熱はないけど顔がほてるのは大丈夫なの?」からお読みください。
あなたの「顔のほてり」はどれに該当するでしょうか。順番にみていきましょう。
1-1.原因①紫外線の影響
長時間紫外線を浴びたことが原因で、顔がほてることがあります。
太陽光線に含まれる紫外線は皮膚の活性酸素(※)の分泌を促し、皮膚の潤い成分コラーゲンなどの組織を変形させ、皮膚が赤くなる炎症反応(サンバーン)を引き起こすことがわかっています。
サンバーンはそのまま放置すると、数日後に色素沈着を起こして肌が黒くなってしまう可能性があります。
ほてる箇所に、冷水で濡らしたタオルや布でくるんだ保冷剤、氷水を入れたビニール袋などを当てて冷やすようにしましょう。
(※)活性酸素:呼吸で取り込まれた酸素の一部が、通常より活性化された状態になること。活性酸素は体内の代謝過程でさまざまな成分と反応し、過剰になると細胞傷害をもたらします。
症状は、いわゆる「日焼け」です。
軽いやけどをした状態なので、皮膚が赤くなりヒリヒリした痛みを感じたり、ひどいときは水ぶくれができたり、熱が出ることもあります。
早めに冷やす処置を行っても、症状が良くならないときは皮膚科を受診するようにしてください。
1-2.原因②|精神的なストレスや緊張
精神的なストレスや緊張が原因で、顔がほてることがあります。
ストレスや緊張から自律神経のバランスが崩れ、血液の循環が悪くなると、発汗や動悸、顔のほてりなどの症状があらわれます。
精神的なストレスや緊張で自律神経の働きが乱れると、顔のほてり以外にも心身に下記のような不調が表れます。
- 顔は熱いのに手足、特に指先が冷たい
- 眠れない
- 食欲がない
- 不安感がある
こうした症状は、総称して「自律神経失調症」と呼ばれています。
1-3.原因③|血行不良
血行不良も、顔がほてる原因のひとつです。
顔がほてるというと、血の巡りが良いように感じるかもしれませんが、実は冷え性で血行の悪い人ほどほてりが出やすいのです。
血行不良は、交感神経が優位となり血管が収縮した状態です。
血管が収縮すると体内を巡る血液が減少して、体の中心〜頭部に集中してしまいます。
その結果、血流が行き届かない手足は冷えて、血液が集中した顔だけがほてってしまうのです。
顔は熱いのに体は冷えていて、足先、手足が冷たい状態です。
頬に赤みが出ることもあり、人には冷えているように見えないことが多くなります。
1-4.原因④|何らかの病気
何らかの病気が原因で、顔がほてることがあります。
顔のほてりから考えられる病気は次のようなものです。
病気からくる顔のほてりは、多くの場合、発熱を伴います。
病気によっては、発汗、動悸、震えなどの症状があらわれることもあります。
体温を測ってみて、38℃以上の高熱が出ている場合、他に心配な症状がある場合は、何らかの病気が疑われますので医療機関(内科)で診察を受けてください。
1-5.原因⑤|ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンのバランスの乱れで、顔がほてるケースは少なくありません。
女性ホルモン「エストロゲン」には、自律神経を正常に保ち、活発化させる働きがあります。
そのため、月経や出産、閉経前後の時期にエストロゲンの分泌量が大きく増減すると、自律神経がバランスを崩してしまいます。
自治津神経が乱れると、血管の収縮や拡張が正常に働かなくなり、発汗や顔のほてりなどの症状が起きやすくなります。
ホルモンバランスが乱れやすいのは、次のような時期です。
- 月経前
- 出産後
- 更年期前後
ホルモンバランスが乱れると、顔が熱い、赤いなどの他に、全身のほてり、発汗、動悸、めまいなどの症状があらわれます。
特に、エストロゲン(女性ホルモン)が急激に減少する更年期には、次のような特徴的な熱さにみまわれることがあります。
- 突然カーッと体が熱くなる
- 上半身だけがのぼせる
- 気温が高くないのに汗が噴き出して止まらない
この状態は「ホットフラッシュ」と呼ばれ、昼間だけではなく夜間も同じように症状が出るため、就寝中に起こった場合、何度も目覚めてしまい、睡眠障害を引き起こす恐れもあります。
更年期が原因の「顔のほてり」対策については、5章の更年期で顔がほてる人には「エクオール」の対策がおすすめで詳しく述べますので、そちらも参考にしてください。
熱はないけど顔がほてるのは大丈夫なの?
あなたの「顔のほてり」の原因に当てはまるものがありましたでしょうか。
ご覧の方の中には、
「どれが原因か今ひとつピンとこない。とにかく病気じゃないかどうか、大丈夫なのかが知りたい!」
と思っている人がいるかもしれません。
端的にお答えすると、体温を計って熱がないのであれば、まず(早急に治療が必要な)病気の心配はないでしょう。
人によって平熱に違いはありますが、普段より1℃以上高い場合は、風邪やインフルエンザなど感染症の疑いがあります。
また、熱はなくても、顔のほてり以外に、頭痛、発汗、震え、めまい、動悸などの症状がある場合は、何らかの病気の可能性があります。
早めに病院を受診しましょう。
病気ではない一時的な「顔のほてり」は、主にストレスや緊張、血行不良などで、全身の器官をコントロールする自律神経が乱れることによって起こります。
仕事の面接やプレゼン前など、大事なシーンに限って顔がほてって困った経験をした方は多いのではないでしょうか。
このような「顔のほてり」は病気の心配はなくても気分の悪いものですし、頬が赤い見た目も気になってしまいますよね。
次章で、知っておくと安心な「顔のほてり」を早く抑えられる対処法を紹介しますので、よく読んで知識を持っておきましょう。
応急処置!「顔のほてり」を早く抑える3つの対処法
ここまで読まれた方には、ほてりの根本的な解消には、紫外線を浴びやすい生活環境や、自律神経の乱れを引き起こす生活習慣から改めなければいけないことが、おわかりいただけたと思います。
ただ、それは時間のかかることですし、環境や生活習慣に気を配っていても、一時的な日焼けや、突発的な緊張などで「顔のほてり」が起きてしまうこともあります。
そこで3章では、「顔のほてり」に困ったとき、すぐに効果が得られる対処法を伝授します。
順に解説します。いざというときのためにしっかり把握しておきましょう。
3-1.肩から上を冷やす
顔がほてって困るときは、頬や頭、首筋や首の後ろを、冷水で濡らしたタオルなどで冷やしましょう。
血液が冷え、冷えた血液が全身を回るため体温が下がって、ほてりが鎮められます。
ただ、注意していただきたいのは、肩より下は冷やさないことです。
顔のほてりの場合、上半身は熱くても、手足や内臓は冷えていることが多いので、お腹や腰、足などを冷やすと、余計に血流が滞ってしまいます。
顔だけがほてって熱いときは、肩から上を冷やしてください。
頻繁にほてるという人は、外出時にタオルを数枚持っておくと安心です。
近頃は持ち運びに便利な「クールタオル」や、保冷剤を入れるポケット付きの「アイスネックピロー」なども販売されていますので、これらを利用するのも一案です。
3-2.腹式呼吸をする
顔のほてりを抑えるのに、「腹式呼吸」が効果的です。
腹式呼吸は、ほてりの元になる自律神経の乱れを整える作用があります。
私たちが普段無意識にしている呼吸は「胸式呼吸」といって、肋骨と肋骨の間の筋肉を使う、どちらかというと浅く短い呼吸です。
息をお腹に深く吸いこんで行う「腹式呼吸」は、交感神経を鎮め、副交感神経を優位にして血圧を下げ、脳をリラックスした状態に整えます。
症状が落ち着くまで、5回〜10回ほど繰り返して行いましょう。
3-3.ツボを押す
血行をよくするツボを押すことで、顔のほてりが治まる可能性があります。
ツボには神経が集中しており、刺激することによって血の巡りがよくなり、自律神経が整います。
「顔のほてり」に効くツボはいくつかありますが、ここでは、外出先でも手軽に押せる手首と足のツボをご紹介します。
神門は体や心の緊張をほぐしてくれる万能ツボです。
リラックス作用があり、ほてりを抑えるに効果があるほか、不眠の解消やお通じの改善効果にも期待ができます。
正しい位置は、手首の曲がりジワを小指側へ沿ってなでてゆき、骨の出っぱりの手前で指が止まるところになります。
三陰交は、女性特有の体の変化によって引き起こされる不調全般に用いられるツボです。
血流を正常化して、月経時や更年期などのホルモンバランスの乱れによる、発汗やほてりなどの不快な症状を緩和します。
三陰交の位置は、足の内くるぶしの中央から指4本分上、すねの骨の後ろ側のふちになります。
ツボが固く感じる場所や、痛いところほど不調が出ているサインと意識しましょう。
押すだけでなく、ツボを中心にした部分に手のひらをあてて優しく温めるのも効果があります。
チェックリストで診断!「顔のほてり」が出やすい人の特徴
「顔のほてり」がしょっちゅう起きるという人は、生活習慣や体質に問題があるのかもしれません。
また、そのほてりは、女性が避けられない更年期に入る前兆である可能性も考えられます。
4章では、お悩みの「顔のほてり」の原因をしっかり判断していただくために、次の2つを解説します。
順にみていきましょう。
4-1.「顔のほてり」が起きやすい人の特徴
顔のほてりが起きやすい人の特徴は以下の6つです。
あなたに当てはまるものがあるかどうか、ご覧になってください。
仕事や趣味で屋外で過ごす時間の長い人は、思っている以上に紫外線を浴びています。
紫外線は皮膚の潤い成分コラーゲンなどの組織を変形させ、ほてりや赤み、痒みなどの炎症反応(サンバーン)を引き起こします。
家庭や仕事でストレスを抱えている人は、自律神経のバランスが崩れやすくなっています。
自律神経のバランスが崩れると、血液の循環が悪くなって、発汗や動悸、顔のほてりなどの症状があらわれます。
冷え性の人は血行が悪いため、顔がほてりやすいです。
血行が悪い(=血行不良)状態では、血管が収縮し、体内を巡る血液が減少して体の中心〜頭部に集中しています。
血流が行き届かない手足は冷えて、血液が集中した顔だけがほてってしまうのです。
月経が重い、痛みがひどい症状は、冷え性やストレスを抱えている人に多く見られます。
元々、月経前〜月経中は、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量が大きく変動するため自律神経が乱れて顔がほてりやすい状態なので、冷え性やストレスも重なった状態では尚更発汗やほてりの症状があらわれやすいでしょう。
運動不足の人は、血行が悪く顔がほてりやすいです。
運動とは筋肉を動かして使う筋肉活動のこと。筋肉は、血行を促し熱を産生する体の重要な組織です。
日常的に筋肉活動が行われていると、血管の緊張度が高まり、冷えに強く血行状態の良い、ほてりにくい体質になります。
食生活に乱れがある人は顔のほてりを起こしやすいです。
食事のバランスが悪い、食べる時間がまちまち、暴飲暴食が多いといった食生活は、胃腸に負担をかけ、疲れやすくします。
胃腸の働きには自律神経が大きく関わっているため、胃腸が弱くなると自律神経のバランスが崩れ、胸焼けや胃痛に加えて、顔のほてりが出やすくなります。
4-2.更年期かどうかを見分けるチェックリスト
あなたが40代以上(※)なら、「顔のほてり」は、更年期の症状や、その前兆である可能性が考えられます。
(※)更年期の年齢には個人差があり、一般には45歳位からですが、30代後半から症状があらわれる場合もあります。
下記のリストで、自分の状態に当てはまる所をチェックしてみましょう。
いかがでしょうか。
3つ以上チェックが入った人は、更年期が始まっている可能性が高いといえます。
その場合は、先述のような応急処置でほてりを抑えても、またすぐにほてったり、発汗したりの症状を繰り返すことになり、根本的な改善にはつながりにくいです。
長期的な対策について、次章で述べていきますので参考にしてください。
更年期で顔がほてる人には「エクオール」の対策がおすすめ
「顔のほてり」の原因が更年期によるものだった場合、加齢によるホルモンバランスの乱れは避けられないことから、前章で紹介したような応急処置は一時的な解決にしかなりません。
5章では、更年期が原因の「顔のほてり」を体の中から改善する「エクオール」について解説します。
これまで更年期を意識されていなかった方は、聞き慣れないかもしれませんが、「エクオール」は更年期に悩む女性の救世主として注目を集めている成分です。
年齢と共に減少して更年期症状を引き起こす原因となるエストロゲン(女性ホルモン)と似た働きを持っていて、更年期症状を唯一改善できる成分として知られています。
更年期は45歳頃から始まりますが、「顔のほてり」は、30代後半ごろの早い時期に更年期の前兆としてあらわれやすい症状です。
早めにエクオールを生み出す大豆イソフラボンの摂取することで、ほてり以外の更年期症状の予防や改善も期待できます。
5-1.更年期の顔のほてりには「エクオール」がおすすめ
更年期の顔のほてりの改善には、「エクオール」の生成に関する対策がおすすめです。
「エクオール」は、大豆や大豆食品に含まれている大豆イソフラボンを腸内細菌が分解し産生することで作られる成分で、更年期の症状緩和に有効な成分として注目を集めています。
なぜ注目されているかというと、前述のように、更年期症状を引き起こす原因となるエストロゲンの減少を補う、エストロゲン様作用(エストロゲンに似た働き)を持っているからです。
大豆イソフラボンを摂取すると、体内の細胞は、それを女性ホルモンの「エストロゲン」と認識して受け入れます。
受け入れられた大豆イソフラボンの構成成分であるダイゼインは、腸内細菌によってエクオールに変わり、エストロゲンのようにコラーゲンの産生を促して、更年期の不調を緩和する働きをします。
更年期症状の原因であるエストロゲンの減少を唯一補える成分「エクオール」は、その有効な働きから「スーパーイソフラボン」と呼ばれています。
5-2.エクオールを作り出す「大豆イソフラボン」サプリメントの選び方
エクオールを摂取する手段は、唯一、エクオールを作り出す「大豆イソフラボン」のサプリメントを飲む方法だけになります。
エクオールが大豆イソフラボンから作られるといっても、大豆食品から必要なエクオールに変わるだけの量を摂り続けるのは難しく現実的ではありません。
さらに、食品から大豆イソフラボンを摂っても、体内でエクオールが作られるとは限りません。
後ほど詳しく説明しますが、大豆イソフラボンには「グリコシド型」と「アグリコン型」の2種類があり、納豆や豆腐、豆乳などの大豆食品に含まれる「グリコシド型イソフラボン」は、まわりに糖がついていて分子量が大きく、体内に吸収しづらくなっています。
ですので、エクオールを摂取するには、エクオールを作り出すアグリコン型「大豆イソフラボン」のサプリメントを飲むしかないといえるのです。
ただ「エクオール」効果を謳った商品は数多くあるため、選ぶのに困ってしまう人がいるかと思います。
ここでは、エクオールの効果的な摂取方法として、「大豆イソフラボン」サプリメントを選ぶポイントを紹介します。
- アグリコン型イソフラボン配合のものを選ぶ
- 複合成分配合のサプリメントを選ぶ
- 天然由来成分のサプリメントを選ぶ
順に解説します。
5-2-1.アグリコン型イソフラボン配合のものを選ぶ
「大豆イソフラボン」サプリメントを選ぶ際は、必ず、アグリコン型大豆イソフラボン配合の商品を選びましょう。
先述のように、大豆イソフラボンには「グリコシド型」と「アグリコン型」の2種類があり、「高吸収型」といわれるアグリコン型イソフラボンは、「低吸収型」のグリコシド型イソフラボンの3倍以上の吸収率があります。
納豆や豆腐、豆乳などの大豆食品に含まれる「グリコシド型イソフラボン」は、まわりに糖がついていて分子量が大きく、腸内細菌の酵素の力で糖が分解しなければ体内に吸収されません。
一般的に、グリコシド型イソフラボンの吸収率は摂取量の2割ほどで、吸収までに6~8時間もの時間を要すると言われています。
一方、「アグリコン型イソフラボン」は麹菌発酵によって既に糖がはずれているため、腸内細菌の働きに関係なく胃または空腸(小腸の入口付近)から効率良く吸収でき、吸収率も「グリコシド型」の3倍以上、約2時間で吸収されます。
このように体内への吸収率が格段に違うため、「大豆イソフラボン」サプリメントは、効率的に吸収できるアグリコン型イソフラボン配合のものを選ぶようにしましょう。
5-2-2.複合成分配合のサプリメントを選ぶ
「大豆イソフラボン」サプリメントを選ぶポイントの2つめは、複合成分配合の商品を選ぶことです。
複合成分配合サプリメントには、様々な原因にアプローチする複数の成分が含まれているため、多岐に渡る症状の改善が期待できます。
更年期の不調は、顔のほてり以外にも、「動悸や息切れ」「頭痛」「疲労感」「精神的な落ち込み」…など多岐に渡ります。
複数の不調を主たる1つの不調、1点の原因にアプローチする単一成分のサプリメントで解消していこうとすると、いくつもの種類を摂取しなければならなくなります。
アグリコン型大豆イソフラボンが必須といっても、それだけでは更年期に生じやすい複数の不調にアプローチできません。
「大豆イソフラボン」サプリメントを選ぶなら、複数の不調にアプローチできる複合成分配合のサプリメントが良いでしょう。
5-2-3.天然由来成分のサプリメントを選ぶ
「大豆イソフラボン」サプリメントを選ぶポイントの3つ目は、合成ではなく、天然由来成分のサプリメントを選ぶことです。
天然由来の成分は、自然界に存在する植物や動物、酵母などの原材料から抽出されています。
食べ物に近いため、食事の延長のように、より自然に近い形で栄養素を補うことができます。
また、天然由来の栄養素には、その栄養素と相性の良い栄養素も含まれていることが多く、より効率的な働きが期待できます。
一方で、合成成分は人工的に分子の構造を変化させて製造された合成原料が使われています。
比較的安価で、少量でも高濃度の栄養素が摂取できますが、特定の成分をたくさん摂取できる反面、摂りすぎによる栄養バランスの偏りが問題になる場合もあります。
また、「大豆イソフラボン」のサプリを選ぶときは、遺伝子組み換えでない良質な大豆を原料としたものを選ぶことも大切です。
「大豆イソフラボン」のサプリは、安全性が高い原料を使用し、高い吸収率で栄養素の効率的な働きが期待できるものを選びましょう。
まとめ
顔のほてりが起きる原因は、主に5つです。
- 紫外線の影響
- 精神的なストレスや緊張
- 血行不良
- 何らかの病気
- ホルモンバランスの乱れ
顔のほてりを早く抑えたいときは、下記の対処法を試してください。
- 肩から上を冷やす
- 腹式呼吸をする
- ツボを押す
ほてりの根本的な解消には、生活環境や、自律神経の乱れを引き起こす食事や運動などの生活習慣から見直すことが必要になります。
日々の生活から少しずつ改善して、気になるほてりを解消していきましょう。