田七人参とは。主な栄養素・摂るシーン・摂取方法を専門家が徹底解説

2022. 05. 18
監修:望月みどり プロフィールを見る >

漢方養生指導士・サプリメントアドバイザー・健康管理士
女性の健康に関する専門性の高い記事を数多く執筆。 漢方養生指導士、サプリメントアドバイザーの知識を活かし、女性向けサプリメントの開発にも携わる

「田七人参とはどんな食材なのだろう?」
「田七人参とはどのようなときに食べるものなのだろう?」

この記事を読んでいる方は、健康に良いと耳にした田七人参とは具体的にどのようなものなのか、詳しく知りたいのではないでしょうか。

田七人参(でんしちにんじん)とは、中国の雲南省で採取されるウコギ科ニンジン属の植物のことです。古くから生薬として重宝されてきた植物で、主に次のようなときに摂られます。

田七人参は上記のときに摂るものですが、特に摂取をおすすめできる人の特徴があります。それが、次のような人です。

この記事では、以下の内容をまとめて説明しています。

・田七人参の基礎知識
・田七人参に含まれる主な栄養素
・田七人参はどんなときに摂る?
・田七人参を摂ったことがある人の口コミ
・田七人参を摂るのがおすすめな人
・田七人参のおすすめの摂り方
・不調を改善するには田七人参以外の成分を摂ることも重要
・田七人参と高麗人参の違い
・田七人参の副作用について

読んでいただくことで、以下をお分かりいただけます。

◎田七人参とはどのような食材か
◎田七人参にはどのような栄養素を持っているのか
◎田七人参はどんなときに摂られるのか
◎田七人参は特にどのような人が摂ると良いのか
◎田七人参はどのように摂るのがおすすめなのか
◎田七人参を活用して不調を改善するには、どんなことを心がけると良いのか
◎田七人参と高麗人参の違いは何か
◎田七人参には副作用はあるのか

田七人参について理解を深めていただける内容を載せていますので、田七人参について詳しく知りたい方はぜひ最後までご覧ください。

参考:Web MD

 

田七人参の基礎知識

冒頭でも説明した通り、田七人参とは中国の雲南省で採取されるウコギ科ニンジン属の植物のことで、古くから生薬として重宝されてきました。

ここでは田七人参についてより詳しく知っていただくために、次の2つを通して田七人参とはどのような特徴を持つ植物か、どのような歴史を持つ植物なのかを以下の流れで説明していきます。

1. 田七人参とは生薬として使われてきた植物
2. 田七人参の歴史

 

1-1. 田七人参とは生薬として使われてきた植物

田七人参は、古くから貴重な生薬として活用されてきました。「三七人参(さんしちにんじん)」とも呼ばれます。

田七人参の見た目は私たちが普段目にする人参とは異なり、ごつごつとした石のような形をしています。

【田七人参の見た目】

田七人参が貴重であるのは、中国・雲南省の限られた地域にしか生育せず、産出量もわずかであるためです。根が生薬として使われるのですが、その根は3~7年くらい経たないと成長しないといわれています。三七人参と呼ばれるのは、このためです。

田七人参には栄養素が豊富に含まれています。成長する過程で土地に蓄えられた栄養のほとんどを吸い取るためです。田七人参が収穫された土地は、その後雑草も生えないほど栄養が足りなくなるといわれています。

 

1-2. 田七人参の歴史

田七人参が中国で広く親しまれるようになったのは16世紀末といわれています。漢方書や医書には、東洋医学において人間の内臓をあらわす肝・心・脾・肺・腎に有効に働き、活力をもたらすと書かれていたそうです。

以来、中国で田七人参の需要が高まりましたが、それが原因で自然に生育している田七人参の多くがむやみに収穫されてしまうという問題が起こるようになりました。この問題を解決するために田七人参は山間の農家で栽培されるようになるのですが、大変な苦労を重ねた栽培が田七人参の発展につながったのです。

田七人参が日本に初めて紹介されたのは昭和30年代といわれています。昭和60年代に入ると研究が盛んに行われるようになり、現在では田七人参を含む粉末やサプリメントなどの健康食品が開発・販売されるようになりました。

 

田七人参に含まれる主な栄養素

田七人参が古くから生薬として重宝されてきたのは、健康的な体作りを実現する栄養素が豊富に含まれているからです。その栄養素というのが、主に次の5つです。

1つずつ見ていきましょう。

 

2-1. サポニン

サポニンは、田七人参の代表的な栄養素です。

植物の根や茎、葉に含まれていて苦味を持っていますが、健康を向上させる効能・効果を持っています。その効能効果というのが、主に次の3つです。

1. 過酸化脂質を抑制して肝機能の低下を防ぐ
2. 免疫細胞「ナチュラルキラー細胞」を活性化して免疫力を上げる
3. 血の巡りを良くする

1つずつ見ていきましょう。

 

2-1-1. 過酸化脂質を抑制して肝機能の低下を防ぐ

過酸化脂質を抑制して、肝機能の低下を防ぎます。

肝機能が低下すると疲労感や倦怠感が生じやすくなりますが、サポニンにはこれらの不調を改善する効果があります。サポニンには、肝細胞を再生させる効能や、肝機能の低下を引き起こす過酸化脂質から肝臓を守ってくれる働きがあるからです。

過酸化脂質とは、脂質(コレステロールや中性脂肪など)が酸化したものです。お酒を飲み過ぎたり、脂肪分の多い食事ばかり摂っていたりすると脂質は活性酸素によって酸化していき、その量が増えていきます。

過酸化脂質は、肝臓に悪影響を及ぼす物質です。このため、体内で増えてしまうと肝機能が低下しやすくなります。肝機能が低下すると疲れやすくなったり、だるさを感じたりするようになります。

サポニンは肝細胞を再生して過酸化脂質を抑制するため、肝機能の低下によって生じる疲労感や倦怠感を改善し元気な体作りをサポートしてくれるのです。

 

2-1-2. 免疫細胞「ナチュラルキラー細胞」を活性化して免疫力を上げる

免疫細胞「ナチュラルキラー細胞」を活性化して、免疫力を上げます。免疫力が上がれば、風邪や病気にかかりにくくなります。

風邪などの病気を防ぐには体に入ってきた病原菌やウイルスに抵抗する力が必要で、その役割をするのがナチュラルキラー細胞です。

しかし、このナチュラルキラー細胞は加齢などの原因で活性化されなくなります。ナチュラルキラー細胞が活性化されないと免疫力が下がり、風邪を引きやすくなったり、風邪が長引いたりしてしまいます。

サポニンにはこのナチュラルキラー細胞にアプローチし、その働きを促進させる効能があります。免疫力を上げる手助けをし、風邪や病気に負けない体作りをサポートしてくれるのです。

 

2-1-3. 血の巡りをよくする

サポニンには、血流を改善して血の流れをスムーズにする働きがあります。

コレステロールが気になる方も、血の巡りが良くなれば、冷えや動脈硬化といった不調が生じるのを防げます。

血流が悪くなる一因に、血管内の血栓があります。血栓とは血液の塊で、血液の流れを妨げるものです。

サポニンには、血管の中に血栓をできにくくする作用があるため、血の巡りを改善できるのです。

 

2-2. パナキサトリオール

パナキサトリオールは、田七人参が持つ独特の栄養素です。

田七人参にはごくわずかにしか含まれていないものの、血糖値の上昇を抑えるといわれています。

血糖値が上昇して高血糖が続くと生活習慣病の1つである糖尿病を引き起こしやすくなりますが、パナキサトリオールにはこの糖尿病を予防したり、改善したりする効果があります。パナキサトリオールには、糖を多く消費する筋肉へ糖を取り込むように働きかける効能があるからです。

血糖値が上昇してしまう一因に、筋肉へ取り込まれる糖の量が少ないことが挙げられます。血液中の糖を多く消費するのが筋肉のため、取り込まれる量が少ないと消費されずに血糖値が上がってしまうのです。

パナキサトリオールは筋肉で糖が消費されるのを助けるため、血糖値の上昇を抑えられます。高血糖の状態が続いてしまうのを防ぎ、糖尿病の予防・改善をサポートしてくれるのです。

 

2-3. アルギニン

アルギニンは、人間の成長に必要なアミノ酸の一種です。体の中で作れますがその力は十分ではないため、外から足りない分を摂取する必要のある栄養素です。

アルギニンの効能・効果は、主に3つあります。

1. 成長ホルモンの分泌を促して加齢に伴う不調を改善する
2. 免疫細胞「マクロファージ」を活性化して免疫力を上げる
3. 血の巡りをよくする

順に見ていきましょう。

 

2-3-1. 成長ホルモンの分泌を促して加齢に伴う不調を改善する

成長ホルモンの分泌を促して、加齢に伴って生じやすい以下の不調を改善します。このような不調を改善できれば、年を重ねても元気な体を維持できます。

・疲れやすい
・骨粗しょう症
・動脈硬化
・生活習慣病(糖尿病やメタボリックシンドローム)

「成長ホルモン」というのは、骨や筋肉の発達、代謝の促進といった人間の成長に関わるホルモンです。人間は成長ホルモンが分泌されることで健康を保っています。

しかし、成長ホルモンは加齢が一因となって分泌量は減っていきます。成長ホルモンの分泌量が減ると、次のような不調が生じやすくなります。

・筋肉量が減って、疲れやすくなる
・骨の量が減って骨が弱くなり、骨粗しょう症を引き起こす
・コレステロールが代謝されずに増えて、動脈硬化が進む
・内臓脂肪が代謝されずに増えて、糖尿病やメタボリックシンドロームになる

アルギニンには成長ホルモンに働きかけ、その分泌量を増やす効能があります。加齢に伴って生じやすい不調を引き起こしにくくしてくれるのです。

 

2-3-2. 免疫細胞「マクロファージ」を活性化して免疫力を上げる

免疫細胞「マクロファージ」を活性化させて免疫力を上げます。免疫力が上がれば、風邪や病気を引きにくい体を作れることは前述した通りです。

マクロファージは体に入ってきた病原菌やウイルスを食べる免疫細胞ですが、前述したナチュラルキラー細胞と同じように加齢などで減少していきます。

マクロファージが減ってしまうと病原菌やウイルスが体に入りやすくなり、免疫力が下がりますが、アルギニンにはマクロファージにアプローチしその働きを促進させる効能があるのです。

マクロファージが活性化すれば病原菌やウイルスを食べる力も高まるため、免疫力が向上します。結果として、風邪や病気をしにくい体を作ることができるのです。

 

2-3-3. 血の巡りをよくする

血流が悪くなるのは、血管が狭くなることも一因です。狭くなった血管を広げる方法の1つに、血管を広げる一酸化窒素を体の中で作り出すことが挙げられるのですが、アルギニンはこの一酸化窒素を体内で作り出すことができます。

 

2-4. 有機ゲルマニウム

有機ゲルマニウムとは、炭素とゲルマニウムと呼ばれる成分の化合物です。ごくわずかではありますが体内に存在しており、体の健康維持に必要な成分です。

有機ゲルマニウムの効能・効果は、主に次の2つがあります。

1. ウイルスから体を守る物質「インターフェロン」を活性化し免疫力を上げる
2. 骨の量を増やして骨を強くする

詳しく見ていきましょう。

 

2-4-1. ウイルスから体を守る物質「インターフェロン」を活性化し免疫力を上げる

ウイルスから体を守る物質「インターフェロン」を活性化して、免疫力を上げます。風邪やインフルエンザなどになりにくい体作りが可能です。

インターフェロンは病原菌やウイルスが体の中に入ってくると産生される物質で、病原菌やウイルスが体内で増えるのを防いでくれますが、年を重ねると産生しにくくなります。

そんなインターフェロンの産生を促進させるのが、有機ゲルマニウムです。

インターフェロンが産生されれば、病原菌やウイルスが体に入っても増殖するのを抑えられます。このため、免疫力が上がって風邪やインフルエンザなどにかかりにくくなるのです。

 

2-4-2. 骨の量を増やして骨を強くする

骨の量を増やして、骨を強くします。骨の量が増えて強くなれば、高齢者や更年期を迎えた女性に生じやすい「骨粗しょう症(骨の量が減ってもろくなる症状)」を防げます。

有機ゲルマニウムには、骨の形成を行う細胞「骨芽細胞」を活性化させる働きがあるからです。

人間は加齢に伴って骨の量は減っていきます。女性は、更年期に起こる女性ホルモンバランスの乱れが原因で急激に減少することもあります。

骨の減少を防ぐには、骨を壊す「破骨細胞」の活性化を抑え、骨の形成を行う「骨芽細胞」の働きを促進することが必要です。

有機ゲルマニウムは、骨の形成を行う骨芽細胞に働きかけて活性化します。結果として、骨の量を増やして強くすることが可能です。

 

2-5. ビタミンE

ビタミンEは、錆びにくい体作りに有効なビタミンの一種です。主な効能・効果としては、次の3つがあります。

1. 細胞の酸化を防いで老化を遅らせる
2. コレステロールの酸化を防いで血管の健康を保つ
3. 過酸化脂質を取り除き血の巡りを良くする

 

2-5-1. 細胞の酸化を防いで老化を遅らせる

細胞の酸化を防いで老化を遅らせます。老化を遅らすことができれば、年を重ねても元気な体のままでいられます。

ビタミンEには、体の中に作られた活性酸素を取り除き、細胞が酸化していくのを抑制する効能があるからです。

人間は加齢によって細胞が酸化していくことで老化していきます。

細胞を酸化させるのは活性酸素です。活性酸素は免疫機能として働きますが、過剰に作られると細胞を酸化させて傷めてしまいます。

体の老化は避けて通れないことですが、細胞の酸化を防げば遅らせることはできます。その細胞の酸化を防ぐ働きをするのが、ビタミンEなのです。

細胞の酸化を防げれば、いつまでも若々しい元気な体を保つことも可能になります。

 

2-5-2. コレステロールの酸化を防いで血管の健康を保つ

コレステロールの酸化を防いで、血管の健康を保ちます。血管が健康になれば、冷えや動脈硬化といった不調を防げます。

ビタミンEには、血管を不健康にするコレステロールの酸化を抑制し、血管にこびりつくのを防ぐ効能があるからです。

コレステロールは肌や髪の健康を保ったり、脂肪の消化吸収を助ける胆汁酸のもととして働いたりするため必要なものです。

しかし、加齢や女性ホルモンの乱れ、脂肪分の多い食事の摂取が原因で過剰にコレステロールが作られると血液に溶けにくくなります。溶けなかったコレステロールは酸化していき、血管にこびりついて血管が不健康になってしまいます。

ビタミンEはコレステロールが酸化するのを抑えるため、血管にこびりつくのも防いでくれます。このため、血管の詰まりが原因で生じる冷えや動脈硬化を防ぐことが可能なのです。

 

2-5-3. 過酸化脂質を取り除き血の巡りを良くする

過酸化脂質を取り除き、血の巡りを良くします。血の巡りが良くなれば、様々な不調を防げるのは前述した通りです。

ビタミンEには、過酸化脂質を分解する効能を持っています。

血流が悪くなる別の原因として、脂肪分の多い食事の摂り過ぎによって作られた過酸化脂質が血管に溜まっていることも挙げられます。血流改善には、酸化した脂質を取り除くことが必要です。

ビタミンEは過酸化脂質を分解し、血管から取り除いてくれます。

 

田七人参はどんなときに摂る?

ここまで説明してきた田七人参に含まれる栄養素の効能・効果があるため、田七人参は次のようなときに摂られます。

1つずつ見ていきましょう。

 

3-1. 疲れやすさやだるさを改善したいとき

疲れやすさやだるさを改善したいときに摂取されます。

田七人参に含まれる次の栄養素の効能・効果が、疲れやすさやだるさを引き起こす原因を解消してくれるからです。

【疲れやすさやだるさの原因を解消する栄養素】
栄養素
解消する原因
サポニン
肝機能の低下
アルギニン
加齢に伴う成長ホルモンの減少

 

サポニン
肝臓ではエネルギー源が作られます。その肝臓の機能が低下すると、エネルギー源がうまく作れなくなるため疲れやすくなったり、だるさを感じたりします。

田七人参に含まれるサポニンは、肝細胞を再生するため肝機能の低下を防いでくれます。

 

アルギニン
加齢に伴って成長ホルモンが減ると体を動かす筋肉や体を支える骨が減少するため、同様の不調が生じます。

田七人参に含まれるアルギニンは、成長ホルモンの分泌を促してくれます。

田七人参が疲れやすさやだるさを改善したいときに摂取されるのは、このためです。

 

3-2. 女性の更年期に起こりやすい不調を予防・改善したいとき

更年期に起こりやすい不調を予防・改善したいときに摂取されるのも田七人参です。更年期に起こりやすい症状は色々ありますが、中でも次の症状にアプローチしたいときに摂取されます。

【更年期に起こりやすい不調】
・疲れやすい
・冷え

 

上記は、更年期になると女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量が減ることで起こりやすくなる不調です。エストロゲンの分泌量を増やせば改善される可能性があるのですが、エストロゲンは一度分泌量が減ると増やすことはできません。

しかし、加齢による他の原因へのアプローチによって上記の不調を予防・改善することはでき、それを可能にするのが田七人参なのです。田七人参に含まれる次の栄養素が、更年期に起きやすい不調を予防・改善につなげてくれます。

【女性の更年期に起こりやすい不調を予防・改善する栄養素】
栄養素
栄養素の効能
不調
疲れやすい
アルギニン
成長ホルモンの分泌を促し、体を動かす筋肉の量を増やす
冷え
サポニン
血の巡りを良くする
アルギニン
血管を広げる一酸化窒素を作り出す
ビタミンE
血管に溜まった過酸化脂質を取り除く

 

このため、田七人参は更年期に起こりやすい不調を予防・改善したいときに摂取されるのです。

 

3-3. 免疫力を上げたいとき

免疫力を上げたいときにも田七人参は摂取されます。

田七人参に含まれる次の栄養素が、免疫機能を担う細胞や物質の働きを活性化してくれるからです。

【免疫機能を担う細胞や物質の働きを活性化する栄養素】
免疫機能を担う
細胞・物質
細胞の働き
活性化させる栄養素
ナチュラルキラー細胞
病原菌やウイルスに抵抗する
サポニン
インターフェロン
病原菌やウイルスが増えるのを防ぐ
有機ゲルマニウム
マクロファージ
病原菌やウイルスを食べる
アルギニン

 

サポニンと有機ゲルマニウム、アルギニンの働きによって病原菌やウイルスが体に入ってきても風邪を引き起こしにくくなったり、風邪を引いたとしても長引かずに済んだりする可能性が高まります。

このため、田七人参は免疫力を向上させたいときに摂られるのです。

 

田七人参を摂ったことがある人の口コミ

ここまで田七人参は栄養素が豊富にあり、様々な不調を予防・改善するときに摂取されることを説明してきましたが、実際のところはどうなのか気になる方も多いのではないでしょうか。

ここで、田七人参を実際に摂取してみた人の口コミを見てみましょう。

田七人参の効果について詳しく知りたいかたはこちらの記事をご覧ください
「田七人参から得られる3つの効果」 >>

 

更年期に入り、疲れが取れずにあきらめていたのですが、
田七人参配合のサプリを飲むと、翌日すっきり目が覚め、
夕方まで疲れが残らなくなりました。
田七人参が入ったサプリメントを飲み始めたところ、
眠りが深くなり、朝から活動的に過ごすことができるようになりました。
イライラすることもなくなり笑顔が増えました。
わたしは漢方薬ではなくサプリを選びましたが、飲みやすく
疲れがすっきり抜ける感じがしています。
もうなくてはならない存在です。

 

田七人参を摂取してその効果を実感している人は多いようです。特に、疲れやすさが改善されて体が元気になったという声が複数見受けられました。

田七人参を摂取して効果を得られるかには個人差はあるものの、一度摂取してみる価値はあるといえるでしょう。

 

田七人参を摂るのがおすすめな人

田七人参は「3. 田七人参はどんなときに摂る?」で説明したようなときに摂取されますが、この状況を経験しやすい人が田七人参を摂るのをおすすめできる人です。具体的にいうと、次のような人が該当します。

詳しく見ていきましょう。

 

5-1. お酒をよく飲む

お酒をよく飲む人は、田七人参を摂るのがおすすめです。肝機能が低下しやすく、疲れやすさやだるさを感じることが多くなるからです。

お酒に含まれるアルコールは、肝臓で分解されます。

お酒を頻繁に飲めばその分肝臓はアルコールの分解のために、休むことなく働き続けなければなりません。肝機能が低下し、疲れやすさやだるさを感じるようになります。

普段からお酒を飲む機会が多ければ、肝機能が低下していることも考えられます。肝機能の状態については、健康診断の結果で分かるので確認してみてください。

田七人参を摂れば、肝機能の低下による疲れやすさやだるさを予防・改善することを期待できるでしょう。

 

5-2. 脂肪の多い食事をよく摂る

脂肪の多い食事をよく摂る方も、田七人参を摂るのがおすすめです。お酒をよく飲む方と同じように肝機能が低下して疲れやだるさを感じやすくなったり、健康を害しやすくなったりするからです。

過剰に脂肪分の多い食事を摂取して増えた中性脂肪は過酸化脂質に変わります。過酸化脂質は肝機能を低下させる一因ですから、増加すると疲れやすくなったり、だるさを感じたりするようになります。

中性脂肪が肝臓に溜まり過ぎると脂肪肝を引き起こしメタボリックシンドロームと合併しやすくなり、内臓に蓄積されると糖尿病を引き起こしやすくなります。

日頃から揚げ物やスナック菓子など脂肪の多い食事を頻繁に摂っている方は、田七人参を摂れば肝機能の低下による疲れやすさやだるさの予防・改善につなげられるでしょう。

 

5-3. 体の変化が起きやすい年代になった

体の変化が起きやすい年代になった方も、田七人参を摂るのがおすすめです。個人差はありますが、一般的に該当するのは基礎代謝量が減少する30代~40代です。

30代~40代を迎えると、今後以下の不調を引き起こしやすくなります。

【引き起こしやすい不調】
・疲れやすさやだるさ
・冷え
・体の衰え

 

体の変化を感じるのは加齢が関わっており、上記はその加齢によって生じやすい不調です。田七人参に含まれる栄養素が、これらの不調の原因を解消してくれます。

【加齢に伴って生じやすい不調の原因を解消する栄養素】
栄養素
効能・効果
不調
疲れやすさやだるさ
アルギニン
加齢によって減少する成長ホルモンの分泌量を増やす
冷え
サポニン
加齢で作られやすい血栓をできにくくし、血液の流れを良くする
アルギニン
加齢で硬くなった血管を柔らかくし、血液の流れを良くする
ビタミンE
加齢で増えやすい過酸化脂質を取り除き、血液の流れを良くする
体の衰え
ビタミンE
老化の一因になる細胞の酸化を防ぐ

 

今30代~40代である場合は、加齢による体の変化に伴って上記の不調が起きやすくなるため、元気な体でい続けるためにも田七人参を摂ると良いでしょう。

 

5-4. 更年期に近づいている/更年期を迎えている

更年期に近づいている、もしくは更年期を迎えている女性も田七人参を摂るのがおすすめです。個人差はありますが、30代後半から40代半ばくらいまでが更年期に近づいている年代(プレ更年期)で、40代半ばから50代半ばが更年期を迎えやすい年代になります。

更年期は、加齢によって女性ホルモンの乱れから様々な不調を引き起こしやすいです。

田七人参は、「3-4. 更年期に起こりやすい不調を予防・改善したいとき」でも説明した通り、更年期に起こりやすい不調を引き起こす別の原因へのアプローチで予防・改善してくれます。

30代後半~50代半ばの女性は、田七人参を摂れば更年期を迎えても生き生きとした日々を送れるようになることを期待できるでしょう。

 

田七人参のおすすめの摂り方

田七人参は、サプリメントで摂るのがおすすめです。

田七人参は、スーパーで売られている人参とは異なり、そのものを調理して食べることはほとんどありません。

粉末になった田七人参を水やお湯に混ぜて摂ったり、サプリメントで摂ったりすることが多いのですが、その中でもサプリメントで摂取するのをおすすめするのは次の2つの理由からです。

 

①苦味を感じにくく飲みやすい
サプリメントであれば、苦味を感じにくく飲みやすいといえます。

粉末は田七人参独特の苦味があるため、好みが分かれます。苦いものが好きではない方は飲みづらいかもしれません。

苦いものが好きでなくても飲みやすいのは、サプリメントなのです。

 

②毎日続けて摂取できる
サプリメントは、毎日続けて摂取しやすいです。

苦味が少ないのもありますが、粒状なので水やお湯でさっと摂取でき、持ち運びが便利なのも続けやすい理由の1つです。

 

田七人参には、健康的な体作りを叶えてくれる栄養素が豊富にあります。その栄養素が持つ効果を実感するためにも毎日摂ることは重要のため、続けて摂りやすいサプリメントがおすすめなのです。

 

不調を改善するには田七人参以外の成分を摂ることも重要

ここまでお読みになって、田七人参を摂れば今抱えている不調を改善できそうと思われた方もいるかもしれませんね。しかし、今抱えている不調の改善は田七人参の摂取だけでは実現できず、その不調を改善できる田七人参以外の成分を摂ることも重要になります。

なぜなら、不調には複数の原因が関わっている場合もあり、田七人参だけでは解消できる原因が限られるからです。不調の考えられるあらゆる原因にアプローチする成分も一緒にバランス良く摂っていけば、その不調を効果的に改善していくことができます。

不調の改善に複数の成分を摂って原因にアプローチする考えは、東洋医学の考えに基づいています。

 

7-1. 東洋医学とは身体のバランスを整えていく医学

東洋医学とは、不調が生じたらその不調だけでなく、関連する別の不調も改善してバランスを整えていくことを重視する医学です。

東洋医学では、人間の身体は5つの要素「肝・心・脾(ひ)・肺・腎」で支えられており、その関係性を以下のように定義づけています。

要素
関連する器官
主な役割
・胆嚢(たんのう)
・目や筋腱(きんけん)
・代謝や排泄、解毒
・感情のコントロール
・小腸
・顔や舌
・血液の循環
・精神活動のコントロール
・胃
・口や唇
・食べ物の消化や吸収
・栄養の運搬
・大腸
・鼻や皮膚
・呼吸
・免疫機能
・膀胱
・耳や髪、骨
・発育や成長
・生殖
・水分代謝の調整

 

【要素5つの関係性】
・5つの要素がバランス良く保たれていると、体は健康な状態である
・1つの要素に不調が生じると別の要素の不調が起きてバランスが崩れ、体は不健康な状態になる

田七人参だけでなく、田七人参以外の成分を摂って今抱えている不調を改善していくのが良いという考えは、この東洋医学における不調改善方法を反映しています。田七人参と田七人参以外の成分を摂っていけば、不調を引き起こす複数の原因にバランスよくアプローチでき、体を健康的な状態にすることができるという考えです。

 

7-2. 田七人参で改善できるのは老化の調整に関わる「腎」

田七人参は、「腎」のトラブルによる不調に効果的にはたらきます。腎は、発育や成長、老化の調整に関わる臓器であるため、「3. 田七人参はどんなときに摂る?」で説明したような加齢に伴って生じやすい不調を改善できるのです。

さらに、生薬は同じような効果を持つ成分を組み合わせて摂ることで、より効果を発揮します。そのため、田七人参以外の成分も摂取して腎の不調を改善していくことが重要になります。具体的にどのような成分を摂ると良いのかというと、次の4つです。

1. 有機マカ…滋養強壮や精力増強で活用されるアンデス山脈で育つ植物
2. すっぽん…健康的な肌・体を維持するために活用される「歩く漢方薬」
3. 酵母亜鉛…酵母培養で作られた亜鉛
4. ウコン…香辛料や漢方などで活用される熱帯や亜熱帯で育つ植物

上記4つの成分については、「田七人参 効果」の記事で詳しく説明しています。こちらの記事では田七人参の効果にフォーカスして田七人参について紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

田七人参と高麗人参の違い

田七人参と似ている植物に「高麗人参」があります。この2つの違いが分からない方もいるのではないでしょうか。

以下は、田七人参と高麗人参が摂取されるシーンをまとめた表です。どちらも栽培が難しく古くから貴重な生薬として活用されている植物であり、改善できる不調も重なるところがあります。

しかし、同じ不調でもアプローチする原因や症状の種類が異なるものがあるのです。

上記を見てお分かりいただけるように以下2つにおいて、摂取されるシーンは同じであるもののアプローチする不調の原因と症状の種類が異なるのです。

 

①疲れやすさやだるさを改善したいとき
田七人参は肝機能の低下による疲れやすさやだるさの改善に有効ですが、高麗人参は低血圧による疲れやすさやだるさの改善に有効です。高麗人参に含まれるサポニン「高麗人参サポニン」に、低血圧の一因である自律神経を整える効能があるためです。

 

②更年期に起こりやすい不調を予防・改善したいとき
田七人参は更年期に起こりやすい身体的不調の予防・改善に有効ですが、高麗人参はストレスやイライラなど精神的不調の予防・改善に有効です。前述した通り高麗人参には精神活動と深い関りもある自律神経を調整する働きがあるため、精神的不調を和らげてくれるのです。

 

今抱えている不調の原因がどこにあるのかを見極めてから田七人参を摂るのか、あるいは高麗人参を摂取するのかを決めるのが良いでしょう。

 

田七人参には経血量が増える副作用が稀にある

田七人参には大きな健康被害をもたらす副作用はありませんが、女性が生理を迎えるときに経血量が多くなることが稀にあるといわれています。これは、田七人参の血行を促進する効能が関係するようです。

田七人参を含む健康食品の摂取推奨量・目安量を守って摂れば、問題を引き起こす不調が生じる心配はないものの、もし摂取していつもより経血量が多いと感じる場合は、一度田七人参を摂ることを止めてみましょう。

また、経血量の増加だけでなく、いつもと違う不調を感じたり、違和感を覚えたりした場合も摂取を控えることをおすすめします。

ご自身の体調をよく観察しながら、田七人参を活用してみてくださいね。

 

まとめ

田七人参とは、古くから生薬として重宝されてきた、中国の雲南省で採取されるウコギ科ニンジン属の植物のことです。

生薬として重宝されてきたのは、健康的な体作りを実現する次の栄養素が含まれているからです。

田七人参は、主に次のようなときに摂取されます。

特に摂取をおすすめできるのは次のような人です。

田七人参は、サプリメントで摂取することをおすすめします。

ただし、不調を改善していくには田七人参と田七人参以外の成分をバランス良く摂り、不調のあらゆる原因を解消していくことが重要になります。

田七人参は摂取目安量を守れば大きな健康被害をもたらす副作用はありませんが、生理のときの経血量が増えることが稀にあります。もし違和感を覚えたら、摂取を止めて様子を見ることが大切です。

田七人参を上手に活用して、元気な体作りを目指していきましょう。

 

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