プーラヴィータでは「女性の一生に寄り添い、役に立つ」ことを目的に、主に40代以上の女性の意識調査を定期的に全国規模で実施しています。
その結果は「現代の女性の、今の意識や行動を知ることができる」ということで数々の大手メディアから注目を集め、紹介されています。
今回は主に頭痛、肩こり、だるさを引き起こすといわれる天気痛に悩んでいる人の割合や悩みの内容、対策の取り方などを全国調査しました。
目次
肩こりは半分以上の方が。頭痛や疲労感、だるさも多くの方が実感しています
今、または一か月以内程度と時期を限定したにもかかわらず、10人に8人が不調を感じているようです。
トップは「肩こり」、疲労感、頭痛、だるさと続き、めまいや耳鳴りなども2割近くの人が感じており、「深刻な不調社会」といっても過言ではないかもしれません。
若い世代ほど多くの人が不調を実感(年代別の分析)
不調について「特に感じていない」という回答は60代後半の方(約32%)と30代前半の方(約11%)には約3倍の開きがあります。
常識的な予想とは真逆な結果になりました。
医師からの確定診断、実感や可能性を含めると57.6%(5人に3人)が天気痛を実感、意識
10人に8人が不調を感じ、そのうち5人に3人が「天気痛」を意識していることになります。
つまり調査対象の、ほぼ2人に1人が「天気痛」を実感しているという、わたしたちの予想を大きく上回る結果になりました。
年代により大きな差はないのですが、天気痛との関連疑いは若い世代ほど多い結果に(年代別の分析)
天気痛という言葉、概念が比較的新しいことが一因かもしれませんが、若い世代ほど、不調を天気痛と関連して意識、実感されている方が多いようです。
天気が悪くなっていく時や、雨の日に症状が起こると実感している人が5割を超える
気圧の変化が大きな原因のひとつと言われる「天気痛」ですが、やはり気圧の下がる雨の日や、雨天に向かって気圧が下がっていくタイミングで半数以上の方が不調を感じていました。
台風時など特に気圧が下がる時とあげた方も14%。
理由はわからないとの答えも相当数あって「天気痛」の難しさを感じさせます。
大きな差はないものの、やはり若い世代ほど天気痛への意識、実感が高い(年代別の分析)
30代後半から40代に至る世代に天気痛への意識、実感が高いことがわかりました。
薬品派とほぼ同率のサプリメント派。なにもしない人が3人に1人も
睡眠や生活のテンションをさげてしのぐ方が多いようですが、漢方薬を含む医薬品を服用している方が2割弱。
サプリメント等による体調管理もほぼ同率という結果になりました。
頭痛や肩こりなど、慢性的に生活の質を下げてしまう「症状」が続く天気痛。
まずストレスを軽減し、睡眠の質を高めることが大切なようです。
30代前半が「対策」に積極的。高年代は気持ちもからだもゆったりが基本策(年代別の分析)
処方薬や漢方薬、サプリメントの摂取率を比べて見ると30代前半の方が、そのすべてで最も高いことがわかりました。
まとめ
いま、様々なメディアでも話題になっていますが、天気病、気象病とも呼ばれる天気痛は、あくまでも症状であり、病名ではないこともあって、医療機関でも原因として特定されないことも多く、症状と原因の関係がわかりにくいようです。
そこで本人自身が天気痛ではないかと感じているか?また、なぜそう感じるのか?について調査した結果、10人に8人が不調を感じ、そのうち57.6%が、今または最近に天気痛の可能性を実感していることがわかり、調査前の当社の予想を大きく上回る結果になりました。
過去に同様な調査がなく、比較することは難しいのですが、地球温暖化により気象変化が大きくなっていることも原因の一つではないかと思われます。