値上げの4月を乗り切るために「あの費用」を見直そう
最近あまり経験したことがないほど、さまざまな生活関連品、サービスの値上げが続いています。一説によると日常の食品値上げだけで一世帯あたり2千円の支出増だそう。さっそく、あの費用見直しで対抗しましょう。
値上げされた、または値上げが予定されている代表的なもの
【食料品や日用品】食用油、ケチャップ、チーズ、麺類、テイッシュペーパー、清涼飲料など
【生活インフラ】電気代、ガス代、ガソリン、鉄道などの運賃など
食料品だけで一世帯あたり一月に2千円程度の負担増と言われていますが、その後も関連品の値上げ発表が続き、負担増は5千円以上になるという説もあります。あわせて、インフラ料金の値上げ等が重なり、一世帯あたり1万円くらいになるかもしれません。ピンチです!
日常の「節約」より先に、まず「固定費」の見直しを!
不必要、無駄な日用品や食料品の節約も大切ですが、まず今、実行したいのが毎月決まってでていく「固定費」の見直しが効果的です。場合によっては値上げ分が吸収できる場合もありそうです。
住宅ローン
もし住宅ローンをお持ちなら、ぜひ借り換えの可能性を探ってみましょう。たしかに情報収集や実際の借り換えの手続きは面倒ですが、場合によっては数十万円の軽減につながります。仮に残金が2千万円/20年として0.1%金利がさがれば20万円の節約になります。
通信費
見直しをおすすめしたいのが、モバイル料金です。以前の契約を漫然と自動更新していませんか?更新時期を確認して可能でしたら、各社のサブブランドへの切り替えを検討しましょう。けっこう大きな金額に節約につながります。それと自宅のインターネット接続で意外な落とし穴が。実はわたし、不要な機材のレンタル料金に気づかず数年も無駄な出費がありました。みなさんもぜひ契約明細をチェックしてみてください。
クレジットカードの年会費
年会費が必要なクレジットカードを持っていませんか?カード会社はあの手この手で「ステータス」や「メリット」を強調してきますが、10年払ったらいくらになるか考えると、解約したくなるかもしれませんね。年会費実質無料でもけっこうサービスが付帯したカードもあります。ぜひ調べてみましょう。カードのステータスのダウングレード(ゴールドから普通カードへ等)も要検討です。
保険料
生命保険、医療保険などは今の生活環境、家族環境に応じて見直す必要があります。日本はなんやかんや言っても公的保障がしっかりした国ですから、基本的にあまり過剰な保険は必要ないというスタンスで、子供の年齢等を考えながらぜひ見直しを!
インフラ会社の選択
水道以外のインフラは、今、会社が選べる時代です。短期的なサービス(3カ月基本料無料とか)ではなく、長期的な見積もりをもとにして、電気、ガス代を見直してみましょう。一回の面倒が年間1万円近くのメリットにつながるかもしれません。