女性のカラダを真剣に考え、大切し、優先するという考え方がいま、ようやく広がりつつあります。
Femtech(フェムテック)とは、女性(Female)と技術(Technology)を組み合わせた造語です。一般的には月経、妊娠、更年期など女性特有の健康課題に対してテクノロジーで解決をめざしたデバイスやアプリ、プロダクトなどを指します。
つまり女性のためだけに最新の技術をもとに考えられ、カタチになったものなのです。
もちろん、すべてが女性のために考え、作られたものですから、使い勝手がいいことはもちろんで、使ってみると、なぜいままでなかったのか?と素直に疑問に思うほどです。
考えてみれば、女性の人口は過半数(日本の場合、女性は男性より300万人近く多い)を占めるのですからね。
実は、女性用の技術だけを意味するのではないフェムテック。いままでの様々な問題を解決する考え方でもあるのです。
その一例をあげると、例えば医薬品を開発する際、「治験」という実際に人が使用して、効果や副作用の検証が行われますが、この治験に参加するほとんどが男性で、多くの場合、男女による個体差が考慮されていないのです。今、話題の新型コロナワクチンも、男女別の有効性の違いは、あまり問題にされません。
でも、ほんとにそれでいいのでしょうか?男性と女性のカラダ、臓器も生理現象も違います。いまある技術を応用して、女性のために作った商品は多くても、女性を前提に基本から開発された商品は意外に少ないのです。
シックスセンスラボでは、いのちのユーグレナなど女性の服用を前提としたサプリメントを発売していますが、これからも女性の一生をサポートする企業として、フェムテックを推進し、活動を続けていきます!ご期待ください。
写真はフェムテックブランド Nagi(ナギ)の1日1枚でも過ごせる吸水ショーツ。スタンダードタイプは1枚でおよそナプキン約3枚分の吸水量(30ml)があり、防臭機能、制菌効果(菌を減らす効果)のある機能素材が使用されている。(写真、文ともPRTIMESプレスリリースより)
国内初のIoT型胎児モニター「分娩監視装置iCTG」は、胎児の心拍と妊婦さんのお腹の張りを、病院や自宅などで測ることが出来るデバイスです。日本発のモバイル胎児モニターを開発・販売するメロディ・インターナショナル株式会社(香川県高松市)CEOの尾形優子さんは、女性のキャリアとライフスタイルを支援する月刊誌「日経WOMAN」により「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2021」の受賞者に選ばれました。(写真、文ともPRTIMESプレスリリースより)