ユーグレナのパラミロンには、ちょっとユニークで素敵な働きがあります
人間のカラダを、日本という国に置き換えると、「免疫」は「自衛隊」のようなものです。予告なしに襲ってくる外敵(細菌やウイルス)から、私たちのカラダを守ってくれます。今回は、ユーグレナが免疫に対して、ちょっとユニークで、結果的に素敵な働きを持つことを紹介しましょう。
ユーグレナが、ほぼ完璧と言える栄養の種類とバランスを持ち(だから5億年も生き続けているのです!)、わたしたちの健康に寄与してくれていることはみなさん、きっとご存知だと思いますが、ユーグレナに含まれるβグルカンの一種「パラミロン」には、免疫に対する頼もしい働きがあることが推定されています。(パラミロンはユーグレナだけに含まれる独自な成分です)
その働きの基本は、「免疫を整える基本となる腸内環境をよくする働きがある」ことですが、今回はさらに2つの免疫へのユニークな影響を紹介します。
まず一つ目は「パラミロンは、免疫を勘違いさせて訓練し、細菌やウイルスと闘う力を育てる」こと。
パラミロンが腸に届くと、もっとも大切な働きをする腸の中に住んでいる免疫細胞に出会います。
身体にうれしい効果がたくさんあるパラミロンですが、免疫細胞から見ると、ぱっと見、細菌の形ととてもよく似ています。
そこでパラミロンは異物と認識され、免疫細胞は、たたかう準備をはじめます。そこに本当に細菌やウイルスなどの異物がやってくると、もう準備ができているので、すぐにたたかうことができ、身体が守られやすくなるのです。
実際にインフルエンザウイルス感染症状を緩和するというマウス実験のデータがでています。パラミロン摂取のマウスの方が、肺の炎症の原因となるウイルス数が減少しているというデータです。
二つ目は「免疫系のバランスを整えるという実験結果がでている」こと、株式会社ユーグレナによると、血液中のリンパ球にて、「細胞性免疫系のサイトカイン(IFN-γ)」の増加と、 「液性免疫系のサイトカイン(IL-4)」の減少がみられ、細胞性免疫と液性免疫のバランスを調整し、バランスが偏ることによって生じる疾患の発生を予防できる可能性が示されました。
これは実験データはなく、理論的な推定ですが、上記の働きは新型コロナウイルス感染症による重症化、死亡の原因となる免疫暴走(サイトカインストーム)による血栓症発生を抑制する可能性が考えられます。
画期的な栄養バランスを持ち、腸内環境をよくして、さらに免疫を鍛え、
バランスを整える働きを持つ「ユーグレナ」がスーパーフードを呼ばれるのは、
全然、おおげさな表現ではないのです!
参照/株式会社ユーグレナ ユーグレナヘルスケアラボ
内容監修/健康管理士・サプリメントアドバイザー 望月 みどり