ダイエットコーチを目指すまで
自分のために
40歳頃よりおなか周りのたるみを感じてきたため、ジムに通って筋トレをはじめるようになりました。
大衆的なジムであったため、20代前半に心得があった上半身のトレーニングを自己流でやっていました。
週1回のトレーングを続ける中で、漫然とやるだけではモチベーションを保てないと思い、「ベンチプレスで挙上できる重量を100kg」という目標のトレーニングを続けていました。
パフォーマンスを上げるために
50歳にはベンチプレスで100kgを挙上できるようになりましたが、挙上回数を増やすことはなかなかできませんでした。
そこで取り組んだことは、パフォーマンスを上げるために栄養の勉強をして食生活を見なおすことでした。
日本臨床栄養協会のNR・サプリメントアドバイザーの勉強をする中で、生理学・生化学・栄養学・生活習慣病などについて学び、それらを自身の食習慣に。自分に合った各栄養素の摂取量、パフォーマンスを上げるための食生活を実践していきました。
さらに通っていたジムを、大衆ジムからパーソナルトレーニングジムに変更し、自己流から自分に合ったトレーニングをおこなうようにしました。
また、トレーナーから詳細なアドバイスを受ける中で、各種トレーニング知識ばかりではなく、運動生理学、運動力学、スポーツ栄養など幅広く勉強をし、先に学んだ栄養の知識も合わせて実践していくことで、効率よく体脂肪を減らし、筋肉量を増やし、一層パフォーマンスを上げることができました。
そのおかげでベンチプレスは現在、体重の2.2倍145kgまで向上しております。
40代後半から差が出る加齢
約30年間人事領域、とくにキャリア開発(職業能力開発)に携わってきており、毎年1,000人以上の社会人にお会いする中で、あることに気づいていました。
40代後半から体形、健康状態、モチベーションにかなり個人差が出てくるということです。
30代では、顕著ではないこの差が、50代になると男女とも老け方に大きな差が出てきます。
健康的な加齢をなさっていない方々は「もう、いい歳だから…できない」「あと、〇年で定年だし…がまんするか」とネガティブな発言を口にし、私の目には、人生を楽しめていないようにも映りました。
そのような疲れた中年・高齢者に出会う中で、人生100年時代、70歳まで働ける現代で、健康的でない方々は、仕事もプライベートも人生を楽しめないのでは・・・。
その方々に、私の経験をフルに活かしてお手伝いできないか、という想いが募ってきました。そこで、パーソナルトレーナーと栄養・サプリメントアドバイザーの2つの資格と私自身の経験を活かして、パーソナルダイエットコーチをはじめることになりました。
ダイエットコーチとは
ダイエットコーチと言っても、ダイエット指導だけが目的ではありません。
40代からリスクが大きくなる生活習慣病予防には、食事と運動が大切なので、生活習慣病予防を念頭に置いた、健康増進応援コーチでもあります。
ダイエットの基本はパーソナル
同じものを食べても消化・吸収する速度、量には個人差があります。
また、同じくトレーニングをやっても筋肉の付き方には個人差があるのです。
ダイエットの基本として、カロリーを制限する、糖質量を減らす、エネルギーを消費する筋肉を増やすなどセオリーはありますが、その方に合ったダイエットを成功させるためには、“個”を中心においたパーソナル指導が必要になってきます。
コーチがついているから頑張れる
私の指導方針は「我慢しないこと」です。
とくに、食事においては。食は、生命維持のためだけではなく、目で見て、舌で味わい、香りを楽しむ、また仲間や家族と時間と場所を楽しむことも目的です。
したがって、食を我慢することは、精神衛生的にもよくないと考えています。
食事指導にあたっては、日々の食事写真を送っていただき、栄養のバランスについてのアドバイスや、サプリメントの活用についてのアドバイスをおこなっています。
トレーニングにおいても、我慢は求めていません。
トレーニング中は、きつさを感じることもありますが、トレーニングを積み重ねた後に「ヒップラインが上がった」「体力がついてきた」などの成果を実感できるように個別に指導しています。
「ダイエットの成功は食事7割、運動3割」と言われる中、自分の体力・体形・目標に合った手法で効率よく、確実に、我慢せずに体質改善・肉体改造をおこなうにはパーソナルでの指導が不可欠だと考えています。