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ユーグレナと大豆イソフラボンで骨密度の低下を抑制

2021.09.16
ユーグレナラボ

ユーグレナと大豆イソフラボンを組み合わせることで、骨密度の低下が抑制されました。

骨粗しょう症が原因で起こる高齢者の骨折は、生活の質(QOL)を大きく損なうため、骨粗しょう症の予防が重要です。

 
 

骨粗しょう症

 

骨は、骨形成する骨芽細胞と骨吸収する破骨細胞によって、常に新しく作り直されるという新陳代謝を繰り返しています。
通常は骨吸収と新たな骨形成のバランスが保たれていますが、これが崩れて骨吸収が上回った状態が続くと骨量が減少してしまいます。

 

その結果、骨がもろくなり容易に骨折するような状態になるのが、骨粗しょう症です。

 

骨の強さやつまり具合は、骨密度によって評価されます。

 

骨の健康のためにはカルシウムの摂取が重要ですが、それだけではありません。
カルシウムの吸収を促進するビタミンD、骨へのカルシウムの取り込みを助けるビタミンKなど、さまざまな栄養素も必要です。
エネルギーと栄養素を過不足なく摂取することが大切です。

 

骨密度は加齢によって減少することが確認されており、特に女性の場合は閉経を迎える50歳ごろから骨密度の減少は加速します。

 

女性は閉経後、骨芽細胞を活発にする女性ホルモン「エストロゲン」が激減するため、エストロゲンに似た働きをしてエストロゲンの減少を補うイソフラボンが骨粗しょう症の予防・改善に効果があると考えられています。

 
 

■研究内容
 

骨粗しょう症を発症させたモデルマウスに、ユーグレナと大豆イソフラボンを含む餌を4週間摂取させ、大腿骨の骨密度を測定しました。

 


 

■結果
 

ユーグレナとイソフラボンを同時に摂取すると、骨密度が対照群(骨粗しょう症でない通常のマウス)に近い値となり、骨密度の低下が抑制されることが確認されました。

 

ユーグレナと大豆イソフラボンを組み合わせることで、骨密度の低下が抑制されました。

 
 

参照 ユーグレナヘルスケアラボ 研究レポート

 
 
 
 

 

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