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その甘~い誘惑が夏バテの原因!?

2019.08.20
美Healthyマガジン

筆者:槙田
シックスセンスラボ カスタマーサポートチーム
日本ニュートリション協会認定サプリメントアドバイザー
日本成人病予防協会健康管理士一般指導員

 

 

 

問題です。

 

Q. だる~い夏、その原因としてあてはまるものはどれ?

 

 

1. おにぎり、麺類など炭水化物に偏った食事。

 

2. 熱中症対策としてスポーツドリンクの飲みすぎ。

 

3. アイス・ジュースなどのとりすぎ。

 

 

 

 

 

 

 

答えは、「全部」です。

 

この3つの共通点は、ずばり「糖質」
実は糖質のとりすぎが、夏バテの原因の1つになっています。

 

今回は、だる~い夏を解消!
夏バテの原因と対策方法をご紹介します!

 

夏バテを引き起こす原因とは?

 

体がだるい、食欲がない、疲れがとれにくい・・・

夏バテは私たちの生活に支障をきたします。

 

「夏バテ」の原因はさまざまです。

 

 

 

● 高温多湿が続くことで起こる発汗の異常

● 室内外の温度差による自律神経の乱れ

● 日焼けや熱中症の心配による運動不足

● 冷房や冷たい飲食による体の冷やしすぎ

 熱帯夜での睡眠不足

 

など

 

糖質のとりすぎにも注意が必要!

特に注意したいのは「糖質」

 

暑い夏は、実は糖質をとりすぎてしまう傾向があります。

 

食欲の低下からのどごしのよい麺類、パンやおにぎりなど炭水化物に偏りがちです。

また冷たいジュースやアイスなどの甘~い誘惑にも負けてしまいやすいですよね。

 

 

これらの夏特有の食生活には糖質がたっぷりなんです。

 

なぜ?糖質が夏バテの原因になる理由とは?

 

ビタミン

糖質は大切なエネルギー源です。

 

しかし、糖質をエネルギーに変えるには「ビタミンB1」が必要不可欠

 

糖質をとりすぎると、ビタミンB1が枯渇し、エネルギーに変えることができなくなります。

 

その結果、だるくなったり疲れが取れにくくなってしまうのです。

 

ビタミンB1は水溶性のため汗や尿としても排出され、不足しやすい栄養素です。

 

特に日本人はビタミンB1不足が多いと言われています。

積極的に摂るように心がけましょう。

 

血糖値の急上昇

 

糖質を摂取すると血糖値は上昇します。

 

すると、血糖値を下げようとインスリンが分泌され、血糖値が急降下します。

この時、疲労感やイライラ、眠気が襲います

 

そしてそれを避けようと、また「甘いもの(糖質)」が欲しくなる・・・という悪循環が生まれるのです。

 

特にご注意いただきたいのが、清涼飲料水や野菜ジュースなどの飲み物。飲み物の糖質は吸収されやすく、血糖値を急上昇させます。

 

熱中症対策としてよく飲まれる「スポーツドリンク」も例外ではありません。

実はスポーツドリンクは、糖質たっぷりの飲み物。

倒れないために飲んでいるはずが、反対に体調を悪くしている原因になっているかもしれません。

 

水分補給は、「スポーツドリンク」だけに頼り過ぎないようにしましょう。

 

栄養バランスの良い食生活で、夏バテ知らずに!

 

最近は糖質というと肥満のイメージが強いですが、糖質のとりすぎは夏バテを始めさまざまな悪影響を及ぼします。

 

糖質は私たちの体には必要な栄養素ですが、夏の食事には隠れ糖質がいっぱいです。知らぬ間にとりすぎてしまっていた・・・ということもありますのでどうぞお気を付けください。

 

暑い夏は、食生活や規則正しい生活をつい疎かにしがちですが、暑いからこそ意識していきたいですね!

 

 

 

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